2025.12.29
喜八の出来事
喜八の出来事159
2024年に「堀尾浩建築設計事務所」を改め「株式会社 ホリオ+アーキコード」としてリスタートした私たちですが、「アーキコードってどういう意味?」とか「どういう心境の変化で?」なんて事を訊ねられ、その度毎に設計という地平を耕す人でありたい。そしてその想いに共感、或いは共鳴してくれる仲間と共に設計活動をしてゆきたい、という気持ちをアーキテクチャ(建築)+耕す人→耕人(こうど)=アーキコードという造語に込めました。なんて事をお伝えしていました。
2025年の冬の始まりに北海道で45回の歴史を刻んでいる「日本建築学会北海道支部作品発表会」で代表の堀尾ではなくアーキコードの一人、スタッフの野口が発表をしました。これは2007年の事務所開所以来初めてのこと。
それともうひとつ。1985年の創刊以来、月刊誌となってからは毎号10数件の住宅を専門書としての視点で紹介し続けている『新建築住宅特集12月号 環境住宅2025』にニセコに建つ「弧(きゆみ)の家」が、北海道の耕作放棄地を住環境へと整える、という視点で掲載され、プロフィールに堀尾以下プロジェクトに関わったスタッフ3人で登場してみました。堀尾は「このふたつの出来事は昨年アーキコードとしてリスタートして目指した形のひとつだ」と。
名称や状況が変わっても私たちのホームが「喜八」であり、設計活動に真摯に向き合おうとすることに変わりはありません。
2026年も引き続きよろしくお願い致します。

