さっぽろ糖尿病・甲状腺クリニック
2013年 札幌市中央区
62坪・205㎡
撮影:佐藤文昭
糖尿病・甲状腺の専門クリニックの性格上、長期にわたり定期的に通院する患者さんにとって、来るたびに変化が感じられカフェのような楽しさがある場所にしたいという希望があった。待合スペースは、一方向に椅子を配置せず自由曲面のテーブルの周りにランダムに椅子が配置できるつくりで、レースのカーテン越しに見えるやわらかな街路樹の風景が季節の変化を感じさせてくれる。自然光が入る待合スペースに対して受付や相談室もオープンにつくることで、明るく開放的なクリニックが実現されている。