15.02.11

喜八の出来事 92

相変わらず穏やかな日が続いています。その事を喜ぶ人もいればちょっと恨めしく思っている人もいるはずです。さっぽろ雪まつりの会場でも季節はずれの暖かさと雨の影響で倒壊しやすい状況、危険とみなされた雪像大小数十基を取り壊さなくてはならなくなったとか。準備等に長い時間を費やした方々も、その雪像を見るのを楽しみにしていた方々にとっても恨めしい天候です。
そんな雪まつりの準備の只中にチカホ(札幌駅前地下歩行空間 北3条交差点広場)で開催されていた「北海道建築展2015」。1/22~25の4日間の会期だったにも関わらず「あれ、見たよ」なんて声をかけられたりします。

パネルや模型の展示の他に講演やセミナー、ワークショップも行われたのですが、やはり1/50スケールの模型の展示が最も目をひいたようで、実際多くの方が歩を止めて50点程並んでいた模型を熱心に眺めてゆかれました。会場に詰めている際に偶然通りかかった懐かしい人に声をかけてもらったりもしました。
このような催しを通して建築家の仕事のすべてを理解してもらうことは叶いませんが、私たちの仕事の一端に触れてもらえるきっかけにはなったようです。
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