15.04.01

喜八の出来事 94

今日から新年度。4月は始まりの時でもあります。
この節目の時、札幌市内に完成した住宅のお引渡しがありました。
マンウンテンバイクの競技に出場したり、スノーボードや登山などアウトドアが趣味のI夫妻は、古い一軒家の一部屋に保管している十数台の自転車をすっきりと収納できる暖かな家がご要望で、その暮らしのなかに程よく自然(緑)を取り込みたい…と、時には長沼町まで候補地を見に出かけたり、敷地を探す段階からご一緒させていただきました。





Webサイトからお問合せいただいた、その出会いから約2年。今回も工務店の現場担当者以下、携わった方々の丁寧な仕事にも支えられ、I夫妻のアイディアも盛り込まれた温もりのある住宅が完成し、3月末日に無事お引渡しとなったのです。
その際にいただいたご夫妻からの心のこもった贈り物。ご夫妻からの「感謝」の言葉は私たちにとって次への大きな糧となりました。
住宅の引渡しは大きな節目の時であり、無事にこの日を迎えられ最も安堵する瞬間ですが「住宅」を真ん中にご夫妻と重ねた時間が終わってしまうことでもあり、いつの時も最も嬉しく寂しい瞬間です。
これからは「アジトのある家」が、I夫妻の暮らしの真ん中で心地良い時間を重ねて欲しいと願っています。
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