18.10.26

喜八の出来事123

紅葉も進み雪虫が飛び交い、秋も深まるこの頃。そろそろ冬支度を…なんていう毎日です。
 
数年前から設計を進めていた住宅が10月に完成しました。
家族4人で生活するこの家は、「薪ストーブを主暖房としたい」「当面の寝室はひとつで良い」「階段としての用途にも応える肋木(ろくぼく)を設置したい」「子どもが巣立った後は夫婦2人で暮らすことを意識した住空間」という主だった要望と敷地の状況から設計がスタートしました。







家の真ん中に据えた薪ストーブの熱が2階へも行き渡るように、小部屋が浮いたように配置された立体的な構成と、いくつものサイズの違うBOXの連なりによって生まれた住空間。
更には外部に隙間として表出した場が外間(テラス)や外屋(ガレージ)といった半屋外空間となったこの住宅は「重箱(ちょうそう)の家」と名づけました。
引渡し目前の「我が家」にテンションMAXの幼い姉弟の姿を想いながら、この家がこれからのKさん一家の様々な時間と共にあって欲しいと願うばかりです。

※「重箱(ちょうそう)の家」の写真はHPでもご覧いただけます

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