10.05.17

喜八の出来事 12

少し前の話になりますが、今日は喜八の春をお届けします。
今はもう桜も咲いて、「今年は春が遅い」と言っていた北海道も、薫風が心地良い季節となりましたが、喜八にも春到来です。
北国に住む私たち(冬の寒さも厳しい北海道に住む私たち)にとって、春を感じるものはいろいろありますし、それは人によってもさまざまでしょう。
雪が無くなった途端に顔を出すクロッカスであったり、黄色い花が力強く咲く福寿草、あるいは土手などでよく見かけるエゾエンゴサクの青い可憐な花の群生を見つけた時、山の木々が芽吹く前にパッと開く辛夷の白い花に春を実感するかもしれません。
我々喜八の住人にとって最初に春を感じるものは、裏の畑の隅っこにひっそりと咲く水仙を発見した時です。

その黄色い花が隅っこで輝いているのを見つけると「春だなぁ…」としみじみ感じ入るのです。
そんな「春」との対面も今年で3度目となりました。

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