12.03.11

喜八の出来事 38

今日は3月11日。
自然が牙を剥き、私たちから「あたりまえの日常」を一瞬にして奪ったあの日から、ちょうど1年。
かつてはそのどれもが人々の生活にとって必要で、今は瓦礫と化してしまった思い出深い品々を前に、呆然と立ち尽くす人々の姿をどのくらい見たでしょう。
あの、悪夢の日から1年が経ったのです。

北海道の雪解けの頃、一番初めに感じる力強い生命の息吹。
フキノトウの芽吹きの如く、復興へ向け力強く、と願うばかりです。

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