暑い日が続いています。
築60年越えの喜八の内部は、十分な断熱が施されていないことと、風がうまく抜けないこともあり、この暑さがスタッフに直撃の状態で汗を流しながらの業務となっています。
先日、ダイニングキッチンの改修をさせていただいたKさんから早朝のメール。何か不具合でも起きたかと一瞬ドキッとしながら内容を読んでいると、改修後、すっかりKさんのセンスで使いこなされているキッチンの写真が添付され、その写真に対するコメントが送られてきたのでした。
その言葉からは、新しいダイニングキッチンを中心に、料理を楽しみ、生活を楽しんでいるKさんの充実が伺えます。家族からも、「たとえ納豆であっても、(新しくなった)この場所で食事をすると、なんだか数倍美味しく感じるね」という発言が聞かれたとか。
床はフローリング、シンク側の壁、テーブル、椅子も含めて木仕上げにするなど、自然素材をふんだんに使うことで心地良い空間作りを心がけた私たちにとっては、何よりも嬉しい言葉です。
Kさん愛用の調理器具は、どれも無骨な本物志向。私たちも手料理を幾度かご馳走になったのですが、素材の味を最大限に活かした味に大感激。
家族の食事時間が、より豊かになるお手伝いが少しは出来たこと、Kさんの心地良い居場所づくりに成功したことを感じながら、嬉しくメールを読み返す朝のひと時となりました。
12.07.28