14.11.13

喜八の出来事 89

北海道は晩秋の様相。いよいよ冬将軍の到来とか…。間もなく白い世界となってしまうのかと少々気分が滅入ってしまうこの頃です。
数週間前の穏やかな秋の日に設計製図の講師として週に1度出向いている北海道大学構内で見事に色づいた銀杏並木に遭遇しました。これまでにも何度か秋のこの時期に訪れているはずのこの場所ですが、ここまでの美しい状態で見上げたが記憶がなく圧倒されてしまいました。



やわらかい秋の陽射しの中はらはらと舞い落ちる可憐な葉を見上げながら黄色いトンネルの下を闊歩する人々も。
澄んだ光に照らされて金色に輝く並木の下、写真を撮ったりベンチに腰掛けたり多くの人が歩を止めて歓談したりしています。
白い世界を迎える前の眩い輝きを満喫したひと時でした。
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