? 喜八の出来事|堀尾浩建築設計事務所
私たちスタッフは、事務所のことを親しみを込めて「喜八」と呼んでいます。
この建物の「愛称」みたいなものです。
生み出されることの大半は「喜八」が舞台です。


17.10.31

喜八の出来事114

秋ですね。木々の葉は見事に色づき、ところによってはその美しい葉もすっかり落ち、初雪も思いの外積もったもので、冬支度が済んでいなかった私たちを慌てさせました。
そんな深秋の日に、1年前から打合せを重ねていた店舗の改修が完了しました。
その店は岩内で100年以上変わらぬ味を守っている「さんまる餅店」です。

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17.08.05

喜八の出来事113

5月のライラックまつり以降、すっかりご無沙汰していました。
8月。毎日暑いですね。
先日、仕事でお付き合いのある方から「今日8月1日は、堀尾浩建築設計事務所の10周年ですね。おめでとうございます」と、突然の嬉しいメール。
自分も年明けから「今年は事務所開設10年の節目の年です」。なんてことを言っていましたが、すっかり失念していました。

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17.05.19

喜八の出来事112

5月17日から札幌の大通を会場に59回目の「さっぽろライラックまつり」が開催されています。
今春は雪解けが早く、GWの前半は夏到来を思わせる暑さでしたがその後は雨が続き、気温もなかなか上がらずに朝晩はストーブを離せずに過ごしていたので「ライラックまつり」と聞いても花が咲いているイメージを持てずにいたのです。
が、ここ数日の陽気のおかげなのか、ようやく札幌市内でもあちらこちらで街路樹や個人の庭、公園に植わっているそれが濃淡様々な紫や白い花をほころばせ、特有の甘い薫りを漂わせています。

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17.04.07

喜八の出来事111

今年もまたこの季節がやってきました。3月31日、3年間勤めた髙橋くんの送別会と、4月から新スタッフとして共に働く塚越くんの歓迎会。
いつもどおり打合せコーナーのテーブルに料理を並べ、5人で呑み、食べ、語らいました。
普段の昼ごはんも下ごしらえをして持参した材料を喜八のキッチンで調理したり、弁当を持参していた髙橋くんが、この日の主役でありながら自らが3日前から仕込みを開始したという特製のタンドリーチキンを振舞ってくれました。
その彼の想いに応えるように所長の定番だし巻き卵と〆のパスタが出て、おひらき。
あっという間の4時間でした。

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17.03.12

喜八の出来事110

今日は3月11日。あの日から6年。ところによっては10mもの津波があらゆるものをなぎ倒し、呑みこみながら各地に未曾有の被害をもたらした東日本大震災。その自然のちからに成す術もなく誰もが息をのみ悲嘆にくれたあの日から6年の時が流れたのです。
甚大な被害を受けた石巻市に住む友人の安否も分からずにただただテレビ画面に映し出される津波の映像に息を呑んだあの日。どこか現実離れしていて実感を持てなかったあの日。
マチの復興を誓い仲間たちと元気に活動する友人からの便りに安堵し、彼の地を訪れたのはそれから1年と数か月が経ってから。
それでも、眼前に広がるマチの光景はまだまだ震災の爪痕が生々しく、立ち尽くすしかなかったこと。そんな状況でも、仲間とマチの未来を明るく語る友人の姿が眩しかったことが救いでもありました。

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17.01.27

喜八の出来事109

慌ただしく新年を迎え、気づけば2017年がスタートしてから1か月が経とうとしています。
今更新年のご挨拶というのも…と思いつつ、やはりそこから始めなければ…と。
今年は事務所開設10年の節目の年でもあります。

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16.12.23

喜八の出来事108

先日の「出来事」で札幌で記録的な大雪が降ったことをお知らせしたばかりですが、23日未明からまたまた激しく雪が降り、今日一日でほぼ80cmもの雪が積もりました。
今日の雪も前回より更に湿気を多く含んでいてみるみる嵩が増し、除雪に追われることになりました。

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16.12.20

喜八の出来事107

9日夜から11日にかけて降り続いた雪は札幌では60cmを超える記録的な大雪となり、中心部を走る路面電車も線路を除雪する「ささら電車」がベタ雪の影響もあり立ち往生。翌11日の午前10時過ぎまで全面開通には至らないという大打撃。
朝、駐車スペースから車を動かす(殆ど脱出に近い感覚でしたが)だけでも大仕事という状態で、道路は大渋滞、とにかく大変な一日になってしまいました。

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16.11.17

喜八の出来事106

秋の紅葉が進んだ頃に、喜八スタッフやオープンデスク等で来てくれている学生などと共に美唄にある安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄に行ってきました。
前回の「出来事」でご紹介した喜八恒例の焼肉会の際に、緑豊かなこの彫刻公園のことが話題になり、建築を通じてモノづくりに携わっている…あるいは携わることになるであろう者として、1人の彫刻家が二十数年の時をかけ生まれ故郷に今なお作り続けている濃密な空間に行こうじゃないか!…ということになったのです。

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16.10.02

喜八の出来事105

喜八の周辺はすっかり秋。この頃から喜八の隙間風がとっても気になってしまいます。日中こそ多少のぽかぽか陽気を楽しめても、事務所内にはあっという間に夕暮れ時の秋風が忍び込んできて、温かい飲み物を相棒に仕事に没頭する日々です。
ほんの1か月ほど前には恒例の「喜八暑気払い焼肉会」を中庭で楽しみました。今年はスタッフに加え、その時ちょうどアルバイトやオープンデスクに来ていた学生、更にはOBにも声をかけ、総勢7名。

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