? 喜八の出来事|堀尾浩建築設計事務所
私たちスタッフは、事務所のことを親しみを込めて「喜八」と呼んでいます。
この建物の「愛称」みたいなものです。
生み出されることの大半は「喜八」が舞台です。


09.06.05

喜八の出来事 4

5月のある日。
喜八の裏にある小さな畑に野菜の苗を植えました。

今年はいろいろと悩んだすえに、去年よりほんの少しだけ欲張ってトマト、ズッキーニ、ししとう、大葉、茄子、きゅうりなどを植えました。
他にもバジルや長ネギなんかもあるんですよ。
土の暖かさに触れて作業するのはイイものです。



今から収穫の時が待ち遠しいですが、最初の収穫はいつも大騒ぎのくせに、次々に実るとだんだん閉口気味になるのが私たちの悪いところ。
何かにして「食べなくちゃ」って、なんとなく気持ちが追われちゃうんですよね。
あ、勿論ムダになんてしませんよ。
全部我々スタッフと手伝いに来てくれる学生諸君の胃袋へキレイにおさまることにはなっているんです。
今年は最後まで大地の恵みに感謝して、穫れたて野菜の味を楽しみたい。と決意も新たな「農作業」でした。

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09.05.12

喜八の出来事 3

5月の連休も終わり、それと同時に桜の花の見ごろも終わってしまった札幌。
喜八にある小さな庭でも、らっぱ水仙の可憐な花が黄色く輝いていて、春の訪れを感じさせてくれます。
この小さな庭には、あと幾種類かの花やハーブがありますし、もう少し暖かくなると野菜の苗も植えます。
去年はミニトマト、ししとう、ズッキーニ、大葉などを植えて収穫しました。
今年は何を植えようか、今から思案中です。
収穫した野菜たちですか?
勿論スタッフみんなの胃袋へ!
喜八では、所長が「まかない料理」に腕を揮ってくれるのです。

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09.04.24

喜八の出来事 2

これ、何だか分かりますか?
日の光を受けて、やさしいツヤを感じさせるこの茶色っぽい物体。
実はこれ、喜八の扉なんです。


既存の扉に和紙を貼り、柿渋を塗り、更には亜麻仁油、外部についてはウレタン塗装で保護しています。
そのすべての工程を自分たちでやりました。
小麦粉を水で溶き、練り、糊を作って和紙を貼るのです。少しぐらいの凸凹なら、いとも簡単にくるんでしまうのが和紙のすごいところ。
柿渋を塗り、亜麻仁油を塗り重ね‥。
喜八のなかには、この行程を経たテーブルなどのモノがいくつかあります。
既に何度かの季節の移ろいを体験したこの扉は、風雪にさらされ良く云えば更に「味」がでてきています。
先日打合せで来てくださった方が「最初は、ん? なんでこの扉かな‥と思ったけど、こちらにお邪魔する回数が増えていろいろと打合せをしていくと、だんだん納得です」と。
喜八には、私たちの「試み」がいたるところに隠されているのです。

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09.04.14

喜八の出来事 1

堀尾浩建築設計事務所の外観です。

中央区の仲通に面しているこの建物はバージニア・リー・バートン著の『ちいさいおうち』さながらに、時代に取り残されたようにポツンと、居心地が悪そうに佇んでいる建物でした。築60年は経過しているだろうというこの建物に一目ぼれした堀尾所長を中心に、スタッフや学生さんの協力を得て、少しずつ手を加え改修しました。
私たちは、この事務所のことを「喜八」と呼んでいます。
喜八で起こる日常を中心に、日々のことを少しずつお知らせしたいと思っています。

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07.08.01

事務所開設 2007.08.01

2007年8月1日 堀尾浩建築設計事務所を開設しました。

一級建築士事務所  北海道知事登録 (石)第5434号
管理建築士  堀尾 浩  第244155号

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06.05.16

設計スタッフ募集

堀尾浩建築設計事務所では、設計スタッフを募集しています。
建築が好きでモノづくりに真摯に向き合える方と一緒に設計ができればと思います。下記連絡先より、メールまたは電話にてお問い合わせください。

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06.05.16

オープンオフィス希望の方

オープンオフィス、インターンシップを希望の方、建築が好きでモノづくりの現場を見学したい方は、氏名、年齢、出身校、連絡先を明記の上、メールにてお問い合わせください。

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