? 喜八の出来事|堀尾浩建築設計事務所
私たちスタッフは、事務所のことを親しみを込めて「喜八」と呼んでいます。
この建物の「愛称」みたいなものです。
生み出されることの大半は「喜八」が舞台です。


15.04.01

喜八の出来事 94

今日から新年度。4月は始まりの時でもあります。
この節目の時、札幌市内に完成した住宅のお引渡しがありました。
マンウンテンバイクの競技に出場したり、スノーボードや登山などアウトドアが趣味のI夫妻は、古い一軒家の一部屋に保管している十数台の自転車をすっきりと収納できる暖かな家がご要望で、その暮らしのなかに程よく自然(緑)を取り込みたい…と、時には長沼町まで候補地を見に出かけたり、敷地を探す段階からご一緒させていただきました。

「喜八の出来事 94」の続きを読む

15.02.26

喜八の出来事 93

間もなく3月。春を思わせる陽光が雪を融かしてゆきます。
既にご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、2014年に完成した「呼人(よびと)の家」が海外のデザインサイトdesignboom」に掲載されました。
「designboom」は1999年より、デザイン、建築、アート、写真、グラフィックの分野を独自の視点で伝えるオンラインマガジンで2011年の8月には「美幌の家」も掲載されています。
喜八のHPとは写真のセレクトも多少違いますので、お時間ある時にご覧になってみてください。

「喜八の出来事 93」の続きを読む

15.02.11

喜八の出来事 92

相変わらず穏やかな日が続いています。その事を喜ぶ人もいればちょっと恨めしく思っている人もいるはずです。さっぽろ雪まつりの会場でも季節はずれの暖かさと雨の影響で倒壊しやすい状況、危険とみなされた雪像大小数十基を取り壊さなくてはならなくなったとか。準備等に長い時間を費やした方々も、その雪像を見るのを楽しみにしていた方々にとっても恨めしい天候です。
そんな雪まつりの準備の只中にチカホ(札幌駅前地下歩行空間 北3条交差点広場)で開催されていた「北海道建築展2015」。1/22~25の4日間の会期だったにも関わらず「あれ、見たよ」なんて声をかけられたりします。

「喜八の出来事 92」の続きを読む

15.01.06

喜八の出来事 91

あけましておめでとうございます。
2015年の喜八も5日から元気にスタートしています。

昨年末の吉岡賞ノミネートの話題に続いて、新年の第一弾は『新建築住宅特集』の掲載記事について。
実は昨年の5月号に堀尾執筆の「私の事務所」が2ページにわたって掲載されました。事務所を開設して7年、この原稿を書き上げる作業は喜八で建築と向き合う日々と開設当初のさまざまな想いを振り返る機会となっただけではなく、改めて多くの人々との縁と支えによって今があるのだということを再確認する時間となりました。

「喜八の出来事 91」の続きを読む

14.12.25

喜八の出来事 90

今年も残すところ1週間となりました。
建築と向き合う時間はいつの時も濃密で、いくつかのプロジェクトを「かたち」にすることができましたが、今年は『新建築住宅特集』の新人賞として30年の歴史を持つ「吉岡賞」に5年前に竣工した「当麻の家」がノミネートされ最終選考5作品に残ったことは特筆すべき出来事です。

「喜八の出来事 90」の続きを読む

14.11.13

喜八の出来事 89

北海道は晩秋の様相。いよいよ冬将軍の到来とか…。間もなく白い世界となってしまうのかと少々気分が滅入ってしまうこの頃です。
数週間前の穏やかな秋の日に設計製図の講師として週に1度出向いている北海道大学構内で見事に色づいた銀杏並木に遭遇しました。これまでにも何度か秋のこの時期に訪れているはずのこの場所ですが、ここまでの美しい状態で見上げたが記憶がなく圧倒されてしまいました。

「喜八の出来事 89」の続きを読む

14.10.04

喜八の出来事 88

栗も実りナナカマドも色づいて、すっかり秋ですねぇ。
そんな秋の空が爽やかな日に久しぶりの札幌市内での地鎮祭。堀尾以下スタッフ3名で参加させていただきました。
ほぼ1年前の出会いからゆっくり時間をかけてプランを練ってきたこの住宅。趣味の時間も大切にされているご夫妻の生活を、より楽しいもの出来たら…と打合せと検討を重ね、ようやくこの日を迎えることが出来ました。

「喜八の出来事 88」の続きを読む

14.07.27

喜八の出来事 87

喜八菜園の野菜たちが食卓を彩る毎日。先日も今年初挑戦のスナップえんどうが収穫でき、その食感と甘みに大感激。葉っぱたちの勢いもとどまる気配すら感じられません(笑)。
…と、菜園の話題が続いていますが、3月末日に完成・お引渡しとなったリフォーム住宅「住みつなぐ家」のご紹介。
既にHPには写真をアップしていましたが「出来事73」でも触れていたこの住宅は築四十数年は経過している「小さなおうち」で、これまでに何人もの方が大切に住みつないできた家です。この家に愛情を注いで暮らしていたご家族の悩みは冬の寒さとスガ漏りなど、同じ場所に新築するか改修するか悩みながら相談してくださいました。

「喜八の出来事 87」の続きを読む

14.07.09

喜八の出来事 86

今日は喜八「葉っぱまつり」のご報告です(笑)。
まかないメニューを決める前に菜園の野菜たちの生育を…と行ってみると、サニーレタスとサンチュが大変なボリュームで育っているのが遠目にも確認でき、恐る恐る近づいてい見ると、本当にもうスゴイことになってまして…、あっという間にそれぞれ10枚以上は収穫できてしまったのです。それにその1枚のサイズが相当大きめで、収穫ボウルが、あっという間に緑だらけ。
何が何でも今日はこの葉っぱたちを食卓の中心にしなければ…となりました。

「喜八の出来事 86」の続きを読む

14.06.28

喜八の出来事 85

6月上旬の思いがけない暑さのあとは、エゾ梅雨とかいう長雨が続く不安定な毎日。ここ1週間はようやく北海道の初夏らしい爽やかな風が吹きわたる青空続き。喜八の菜園でもサニーレタスやサンチュなどが既に収穫でき、賄いに登場し食卓に彩りを添えています。

「喜八の出来事 85」の続きを読む